最近「火葬式」という言葉をチラシやテレビCMでよく見かけること が増えてきました。この「火葬式」とは、通夜や告別式などを省き、数名で火葬のみを行う葬儀のことをいいます。 従来のお葬式の形式にこだわらない人が増えたことや、コロナの流行により、泉佐野市でもここ数年で需要が急激に高まっています。
葬儀における行程や参列者が少ない分、比較的費用を抑えて行うことができますが、事前に内容を調べて検討をしておかないと、後々トラブルや後悔が生じてしまいかねませんので注意が必要です。
そこで今回は、火葬式が選ばれる理由や、泉佐野市で火葬式を依頼する前に知っておくべき注意点などを詳しくご紹介します。
目次
費用を抑えられると言われる「火葬式」とは?
先述の通り、通夜・告別式を執り行わないため、一般的にはシンプルな葬儀として取り上げられる「火葬式」ですが、ただ単に「火葬」だけ行うというケースばかりではありません。例えば、宗教者を呼ばず親族だけでお別れ会 や、式場を使わずに安置室で故人様をお見送りするなど、形式にとらわれずお見送りすることも可能です。
最も を執り行うことができる火葬式ですが、葬儀費用に加えて「火葬料金」が発生するケースがあるため、注意が必要です。
泉佐野市の場合、火葬場は「檀波羅火葬場」になります。 火葬料金に関しては、以下の通り故人様の年齢と、泉佐野市内在住者か否かという2つの観点から異なります。
なぜ火葬式が選ばれるようになったのか?
①参列者対応が少なくなりストレスが軽減できる
火葬式ではほとんどの場合親族だけで執り行うため、慣れない参列者への対応や挨拶、受付係の手配などが必要ありません。その分ストレスを軽減してゆっくりと故人様をお見送り出来るため、身内だけで気兼ねなくお見送りしたいという方から選ばれるケースが多いです。
②費用を抑えて執り行える
火葬式が費用を抑えられる要因は大きく2つあります。1つ目に通夜や告別式を行わないため葬儀の基本料金を抑えられること、2つ目に参列者の人数が少ないため飲食接待費を抑えられることです。それにより、経済的な負担を最小限に抑えたいという方から選ばれるケースが多いです。
火葬式の注意点
最近では、ホームページなどで破格のプランを広告にて打ち出している葬儀社も多くありますが、安さを重視するあまり、思い通りの葬儀ができなかったというケースがあります。大切な方とのお別れの場面で後悔するようなことのないよう、見積もりや打ち合わせの段階で内容をしっかりと確認することが大切です。
こちらでは、特に注意すべき2点に関してお伝えいたします。
①見積もりに含まれる内容を確認しましょう
葬儀社から出してもらった見積りに関して、何が含まれていて何が含まれていないのか?しっかり確認しましょう。相場より大幅に低価格なプランの場合、ご遺体を腐敗から守るためのドライアイスの費用が含まれていない場合があるため確認をしておくことがポイントです。
②あらかじめ親族の理解を得ておく
火葬式は、今までの葬儀と異なり、通夜式や告別式を行わない葬儀形態であるため、親族の中には「故人に対して失礼だ」と反対する方がいるかもしれません。火葬式を選択する場合は、親族に対してしっかりと伝え、あらかじめ理解を得ておくのが賢明です。親族の理解を得るためには、メリットをひとつずつ説明しておくことをおすすめします。また、先述の通り、通夜・告別式などを行わずとも、親族だけで儀式を行う場合や、式場を使わずに安置室で故人様をお見送りする形があることなども合わせて伝えると良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?格安である「火葬式」にはメリットもありますが、注意をすべき点も沢山あります。一人で悩んだり確認をしたりするのではなく、ご家族や近親者の方としっかりと相談をしましょう。また、葬儀の専門家である地域の葬儀社に相談することをお勧めいたします。私たち辻吉・泉光殿は葬儀に関する相談をいつでも承っております。泉佐野市にお住いの方も、お気軽にお問い合わせください。