2024年9月17日
湯灌を希望し、して頂きました。着物への着替えは希望していなかった
のですが、棺に一緒に入れる物の中に着物を用意してあったのを見られて
着物を着せていただけました。
「さすが老舗」と思いました。
告別式というとまず 「費用」だけ注目されがちですが、内容よりもそれが
(費用)のみを重点する場合はそれはそれで1つの選択です。
息子が埼玉県で葬儀会社でお世話になっていますので色々と教えてもらってます。
私はすでに両親を泉佐野で見送り親戚の告別式にもかかわりました。
あえて値段をおさえているやり方はうまくできてますがたまに「え!?」
だろうねと思います。例えば新仏を49日まで家でお祀りする台が段ボール
だったり、レンタルだったり。その中で困るのは写真台もレンタルだったので
必要だけどどこに売ってるの?「持って帰られちゃった。どうしよう」と
思いました。一言で葬儀と言っても値段だけでは計り知れない。見栄え、
奥深さを辻吉さんで改めて感じました。
着物を着せてもらう。なんて事は時代が違うのかな?できないのかな?
と諦め気味であえて希望として口にはしませんでした。しかし着物を着せて
いただいた義母姿を見て正装で旅立てると思うと涙が出てきました。
母の世代は着物で旅立つのがあたりまえなのでさぞかし喜んでいることでしょう。
ライバルの多い中、たいへんだと思いますが「老舗」も大切にして頑張って
いただきたいと思います。
お世話になりました。