お葬式の豆知識

泉佐野市で”おひとりさま”の終活を始める方へ

2023年4月30日

”おひとりさま”の老後について

最近、同居する人がいない状態のことを”おひとりさま”と呼ぶことが増えています。この”おひとりさま”のメリットとして気軽に生活することだといえますが、年を取るごとに身体の衰えや困りごとも増え、病気やけがをする可能性が高まります。また、自分に何かあったとき誰にも気づいてもらえない場合があります。”おひとりさま”の生活にどのような危険があるか見ていきましょう。

おひとりさまの生活におけるリスクとは?

ひとりでの生活が難しくなることも考えられます。十分な食事が出来ず健康状態が悪化したり、洗濯や掃除ができないことが生活環境の悪化に繋がり、体調を崩したりする可能性があります。

入院や手術をするときには、身元保証人や手術の同意をする人が必要です。身元保証人に求められる役割は、治療費などの支払いの保障と、転院が必要になったときや死亡したときのサポートや引き取りです。身元保証人がいない場合は、知人などに頼まなければなりません。

 

また、亡くなった後の葬儀のことや、”死亡届や社会保険関係(公的年金、公的医療保険、公的介護保険など)の届出”・”賃貸契約や公共料金や電話等の解約手続き”・”家財道具等の遺品の処分”など行うべきことは沢山あります。

終活の中で5つのことを行うことによってリスクを抑えることができます。

終活を行う上で、5つのことを行いましょう。

 

1.かかりつけ医・かかりつけの薬局を決めておく

2.入院したときに必要な荷物をまとめておく

3.身の回りを片付け、荷物を整理する

4.身元保証人や身元引受人を決めておく

5.自分の死後のことについて考える

それぞれご紹介いたします。

 

1.かかりつけ医・かかりつけの薬局を決めておく

 

自分の健康状況を把握し、相談に乗ってくれるかかりつけ医を作っておくことによって、少しでも身体的・精神的に変化があった場合は、気軽に相談をすることができます。

持病などにより、複数の病院に通っている場合は「かかりつけの薬局」も決めておくべきです。”お薬手帳 ”や近年では”マイナンバー”などで管理をしているとは思いますが、かかりつけ医と同様に少しでも心配なことがあった場合に相談できる薬局を作っておくことが重要です。

 

2.入院したときに必要な荷物をまとめておく

 

病気や怪我で緊急で入院をしなければいけない可能性があります。健康保険証や現金、入院中の着替え、洗面用具、親戚や友人・知人などの連絡先などを入れておくと便利です。

 

3.身の回りを片付け、荷物を整理する

 

家の中に物があふれていると、遺された人たちにとって遺品整理が大変になってしまいます。老後に向けて、できるだけ物を減らす「断捨離」を行うことによって、気持ちの良い生活をすることができます。

 

4.身元保証人や身元引受人を決めておく

 

病院などに入院する際には身元保証人が求められます。相続人となる人や親族など頼れる人がいる場合には、早めにお願いするとよいでしょう。頼れる人がいない場合には、身元保証サービスを利用することがおすすめです。身元保証サービスとは、身元保証人を代行する方たちによって提供されるサービスのことを指します。

 

内容や利用料金などは、サービス会社によって異なります。非営利の一般社団法人やNPO法人が行う身元保証サービスもあれば、営利を目的とした企業が行う身元保証サービスもあり、それぞれでサービスの特徴や内容が異なります。一般社団法人が事業として展開している身元保証サービスにはさまざまな内容が用意されていますが、NPO法人が行っているものは内容が限定されている代わりに利用料金を安くしている場合もあります。

 

営利目的の場合は、サービス内容やシステムも多く用意されており、身元保証人を代行するのではなく、ほかの方を身元保証人として用意するところもあります。ただし、なかには悪質な事業者や団体も存在しますので、利用の際には信頼できる事業者もしくは団体であることを事前にしっかりと調べてから契約するようにしましょう。

 

5.自分の死後のことについて考える

 

万が一のことに備え、自分の死後について考えましょう。まずは、葬儀について考えておくことによって、遺された人の負担を減らすことができます。ご遺族と葬儀の相談を行う際、よく「誰を参列者として呼ぶか」「葬儀の形式」について悩まれている方が多くいらっしゃいます。生前にご自身で決めておくとご家族の精神的な負担を軽減することができます。

葬儀のことについて分からない場合は近くの葬儀社に相談することもおすすめです。葬儀の相談は、どの葬儀社も無料で行っていますので、気軽に電話したり、式場に足を運んでみて葬儀の専門スタッフと話してみたりしましょう。

さらに、火葬や納骨をどうするか、死後の手続きは誰に頼むか、財産は誰に残すか、遺品を誰にどのように処分してもらうか、といったことを考えておきましょう。分からなければ、専門家などに相談をすることをお勧めいたします。

 

まとめ

終活を行う上で行うべきことを大きく5つご紹介させていただきました。これらを一気にやろうとすると途中で挫折してしまいます。まずは一つ一つゆっくりと初めて行きましょう。私たち辻吉・泉光殿は終活のサポートを致します。まずはお気軽にご相談くださいませ。