お葬式の豆知識

【泉佐野市の葬儀知識】少人数の葬儀の場合成仏できるの?

2023年6月15日

一昔前までは、家族や親族、故人と生前にご縁があった方など100名以上で葬儀を執り行うことが泉佐野市では一般的でした。しかし、年々少人数の葬儀を選ぶ方が増えており、最近では、少人数でシンプルな葬儀「火葬式」を選ぶ方が増えてきています。火葬式とは、通夜や告別式を行わない、火葬だけを行う式のことです。火葬炉の前でお別れの挨拶をして、故人を見送る流れになります。

大きなメリットとして、今までの葬儀に比べて祭壇等の費用が掛からないため低価格であることです。さらに儀式がないため、僧侶を呼ぶ必要がなくお布施の費用も掛かりません。しかし、これを聞くと読経をせず、戒名を付けない場合は「故人が成仏できないのではないか」と不安に思う人もいるかもしれません。

故人は成仏することができるの?

結論、成仏できるかどうかは遺族の考え方次第です。「成仏」についての考え方は異なり、「多くの人で見送ることが重要」という人もいれば「宗教上の儀式は気にしない」と考える人もいます。

ただ、一般的に火葬式は、僧侶がいない葬儀形態になります。日頃付き合いのあるお寺がある人は、読経・戒名がないと納骨できないことがあります。そのため、火葬式を行う際には、お寺との相談をするようにしましょう。

火葬式でも読経・戒名をいただくことは可能です。

もちろん、火葬式でも、僧侶と相談して読経をいただくこともできます。基本的に、”読経のタイミングは火葬場の火葬炉前、最後のお別れのとき”が一般的です。

火葬場での読経

火葬式では火葬場の火葬炉前で、読経をおこないます。その後、火葬炉内へとご入場となります。

戒名について

戒名をつけてもらうときのお布施は、お寺や宗教によって大きく変わります。お布施の金額はお寺様に尋ねても失礼にはあたりませんので確認を取りましょう。また、直接聞くのが心配であれば、葬儀社のスタッフに相談することをお勧めいたします。

火葬式を行う上での注意

費用を抑えることができるのがメリットですが、火葬式をする際にはいくつか注意すべきことがあります。まずは、日頃お付き合いのあるお寺に連絡しましょう。日頃お寺とお付き合いのある方が火葬式を行った場合、お墓に納骨できない可能性があります。許可なく火葬式を行った場合、納骨を断られる可能性があるため注意が必要です。

また、火葬式を選ばれた方でも、お別れの時間があまりに短いことに驚かれる方がいらっしゃいます。大切な人との最後の時間をゆっくり過ごしたい方には、お勧めできません。火葬式はごく短時間で、なおかつ慌ただしく終了したと感じる方がいらっしゃいます。まずは家族や故人と関係性が深い人と相談することをお勧めします。

泉佐野市で葬儀の費用に関する相談は辻吉・泉光殿まで

近年、インターネットで調べると多くの葬儀社の紹介業者が表示されます。もちろん、一括で資料を取り寄せることや様々な葬儀社と比較を行いやすいところがメリットです。しかし、実際に式場を見てみると「インターネットに掲載されている情報と違った・・・」といったトラブルが起こるようです。また、金額も基本料金のみ掲載されており、「表示されている金額と大きな差が出た」というお声もよく聞きます。

私たち辻吉・泉光殿ではお客様のご要望に合わせた葬儀をご提案させていただきます。その上で最終価格がいくらになるのか、想定外の金額については何が発生する可能性があるのかを事前にしっかりとご説明させていただきますのでご安心ください。